エコノミークラス症候群 / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース
エコノミークラス症候群は、飛行機で起こると思われていますが、
実は自宅などでも起こる可能性があります!
そこで、今回はエコノミークラス症候群の症状及び予防法をご紹介します。
原因は??

長時間同じ姿勢で座ったり、水分補給が少ない事が原因で、足の血流が悪くなり、静脈に血栓(血の塊)が出来てしまいます。
血栓が出来た状態で立ち上がると、急に血流が良くなり、血栓が肺に流れて詰まってしまう「肺塞栓」を引き起こします。
車の運転やデスクワークなど、長時間同じ姿勢になってしまう場合も注意が必要です!
症状は??

息を吸う時の胸痛
息を吸う際に鋭い痛みが走ります。
胸に漠然とした痛みや、胸の圧迫感や不快感が出る事があります。
呼吸困難
突然、呼吸が苦しくなり、普段は問題なく上がることが出来る階段や上り坂でも息切れを起こしてしまいます。
また脈拍も上がり、安静にしていても1分間で100回以上になる事もあります。
※その他に、冷や汗、動悸、発熱、咳、血痰(血が混じった痰)、失神といった様々な症状が起こります。
予防法は?

1、水分をこまめに補給する。
エコノミークラス症候群は、乾燥による脱水が原因の一つです。
エアコンを効かせた室内では、喉の渇きが感じにくくなります。
室内にいてもこまめに水分を摂取しましょう。

2、ふくらはぎの運動をする。
ふくらはぎの筋肉を動かすと、血流を改善する事が出来ます。
立っている場合は、足踏みやつま先立ちを数回行う事で、血流を改善する効果があります。
座っている場合でも、足首を上下に動かす事で、同じような効果が期待できます。
3、ゆったりとした服を着る。
身体を締め付ける服は、血流が悪くなる原因になります。
長時間同じ姿勢が続く際は、なるべくゆったりとした服を着るようにしましょう。

まだ暑い日が続くので、自宅で過ごす方が多いと思います。
自宅でエコノミークラス症候群が起こらないように上記の予防法を活用して下さい‼‼