実は夏に多い脳梗塞 / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース

脳梗塞と聞くと、冬に多いイメージを持ってませんか?
実は一番脳梗塞になりやすい時期は6月~8月、夏のシーズンなのです!
脳梗塞は日本人死亡原因の男性4位、女性3位に数えられる脳卒中(脳血管障害)の1つです。
脳卒中には他に脳出血、くも膜下出血がありますが脳梗塞が全体の6割を占めています。
ではなぜ夏に多いのでしょうか?
夏に多い理由

夏は暑く汗を多くかくからです。
汗をかくことにより体の水分が失われ、ドロドロになった血液が血管を詰まりやすい状態にしてしまい、結果的に脳梗塞を引き起こすのです。
また脳梗塞が集中して起きやすい時間帯は睡眠中、朝起床後2時間以内です。
睡眠中は血液の流れが悪くなる為、ただでさえドロドロになっている血液をさらに詰まりやすくさせてしまうからです。
また起床時は心臓を活発に動かすために交感神経が働き出し、血圧が高くなります。
血圧が上がる事により、ドロドロの血液が血管を詰まらせてしまい脳梗塞に繋がってしまうのです!!
予防・対策 その①

脳梗塞の危険因子は喫煙・糖尿病・高脂血症等様々あります。
例えばアイスや冷えたビールなど(糖分やアルコール)多く取り過ぎると血液がドロドロになり脳梗塞に繋がるので気を付けましょう!
対策としてはウォーキング等の有酸素運動です。
20分~40分の有酸素運動で糖尿病、高脂血症の改善に効果があり、結果的に脳梗塞の予防にもなるので取り入れましょう。
予防・対策 その②

この時期は汗などにより水分が抜けやすく血液がドロドロになりやすい為、体内の水分不足に気を付け、こまめに水分を補給しましょう!
一日の中で必ずとってほしいタイミングがあります。
それは入浴前後、睡眠前です!
どちらも体の水分が抜けやすいタイミングですので,コップ一杯分の水を飲むようにしてください。
☆しっかりとした有酸素運動+適切な水分補給で脳梗塞を予防しましょう!!