白血病について / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース

テレビやニュースでよく聞く白血病、なんとなく怖いイメージを持たれている方も多いと思いますが、どんな病気かご存知で無い方も多いのではないでしょうか?
今回は白血病について簡単にお伝えしていきます!
白血病とは?
白血病は血液のがんと言われています。血液は三種類の血球(赤血球、白血球、血小板)と液体の血漿で構成されています。血球は骨の中の骨髄で造られています。
白血病とは血球を造る細胞(造血幹細胞)が骨髄の中でがん化してしまい、無制限に増殖し続ける病気です。
白血病の種類

血病には急性と慢性、および骨髄性とリンパ性に大別されます。
発生頻度が最も高いのは急性骨髄性白血病(60%)で、次に急性リンパ性白血病(25%)です。
先日、白血病を公表された水泳の池江璃花子選手は、急性骨髄性白血病ではないかと言われています。
白血病の原因

白血病は、原因がはっきりと分かっていないことが多いのですが、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩によりがん細胞は遺伝子が傷つき変異することで生まれる事が分かっています。
遺伝子を傷つけてしまう物は実は意外と身近にあります。代表的なものとして、たばこ、お酒(エタノール)に含まれる発がん性物質です。
白血病が男性に多いのは、たばこのせいではないかと言われています。
その他にも放射線を浴びすぎたり、食品添加物を摂取しすぎたりすると、白血病だけでなく他のがんになる可能性も高くなります。
白血病は治るの?

白血病はtotal cell kill(白血病細胞の根絶)、完全に治すこと(治癒)を目指して治療します。
治療が終了した段階でも白血病の細胞が残っていた場合には、白血病細胞が増殖し、「再発」という状態になります。
再発の多くは、治療が終了してから2年以内にみられます。すなわち、治療が終了して2年たっても特に症状がなく、血液検査にも異常がなければ治った可能性は高いと考えられます。
数十年前まで白血病は不治の病と言われていましたが、近年では完治できる病気になりました!
初期症状として発熱が長く続く、めまい、動悸、息切れ、顔面不色、鼻血が頻繁に出るなどがありますので、当てはまってるところが多く、不安に思う場合はすぐに病院で診察してもらいましょう!
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