転倒を予防し健康な身体を作ろう / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース

軽いしりもちや些細な動きで骨折する人が増えています!!
年齢とともに骨密度が低下し、骨折すると回復に時間がかかり、寝たきりや介護が必要な状態を招く原因にもなります。
生涯にわたって健康な身体を維持するために何が大切なのか今回ご紹介いたします。
運動しなくなると筋肉が細くなるだけでなく、骨も弱くなります。

運動で骨に圧力がかかると、骨に弱い電気が発生し、カルシウムが引っ付きやすくなる他、血液の流れをよくし、骨をつくる細胞の働きを活発にします。
転倒による骨折予防4つのポイント
骨折の多くは転倒によって起きています。
転倒による骨折予防には、「筋力」、「バランス」、「柔軟性」、「俊敏性」の4つのポイントがあります。
①筋力
筋肉は下半身がとくに大事です。運動をすることは、筋力の強化につながります。
スクワットや足上げなど足を使ったトレーニングがいいでしょう。
②バランス
平衡感覚が鈍くなると、歩くスピードが低下し、歩幅も狭くなる事でバランスを崩しやすくなります。1分間の片足立ちや上り下りのステップ運動が効果的です!
③柔軟性
関節や筋肉の柔軟性が失われると、バランスを簡単にくずしやすく、転倒時の衝撃も大きくなります。とくに股関節や膝関節の柔軟性が低下すると、転倒や骨折につながりやすいので、ストレッチをして予防しましょう。
④俊敏性
ふらつき転倒しそうな時に、パッと足を前に出さなくてはなりません!
そのトレーニングとして速い動きが入った運動をしましょう。
30秒間で椅子の立ち座りが何回できるか。回数が多いほど俊敏性があります!
骨折しにくい身体を作る運動を紹介
①スクワット

股関節、膝関節、足関節の各関節の効率的な動きや、バランス感覚を養います。
イスに浅く座り(お尻が座面からでない程度)、机やテーブルに手をついてゆっくり立ち座りをしてください。
膝がつま先より前に出ないように意識しましょう。
②開眼片脚立ち(ダイナミック・フラミンゴ体操)

フラミンゴのように片脚で立ちます。
不安な方は壁やテーブルにつかまって行ってもかまいません。
体重を片脚に乗せることで、両脚立ちの倍の負荷を与え、骨を強くする効果があります。
バランス感覚が鍛えられるので転倒予防にもなります。
③ウォーキング

カルシウムを摂るだけでは骨量は増えません。
骨に負荷をかけることが大切なので、立つ姿勢を増やしたり、歩いたりするだけでも効果があります。
女性は毎日6000歩、男性は7000歩を目標にして歩くとよいでしょう。
骨を強くするには太陽の光を浴びる事も必要です。
まずは散歩から初めて運動する身体を作っていきましょう!!
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