感染症対策について / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース
4月はノロウイルスやインフルエンザなどの感染症が増加する傾向にあります。
さらにコロナウイルスの発生もあり、感染に対する意識が高まった事でしょう。
今月は改めて感染症対策についてのお話です。
手洗い
感染症対策の基本といえば手洗いですが、下の正しい方法で実施できていますか?

右の図は洗い残しの多い場所です。
指先の爪の下は石けん手洗いで十分すすいでも細菌が多く残やすく、また水分がよく残り、湿ったままの状態では細菌繁殖しやすいので、拭き取りを十分に行いましょう。
うがい

手洗い以外にも感染予防としてうがいがあり、行わない場合と比べ行うことで発症確率が40%低下するという報告もあります。
正しいうがいの方法
- 口に水を含み、少し強めに「ブクブク」と口の中をゆすいで吐き出す。
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口に水を含んで上を向き、約15秒のどの奥まで「ガラガラ」うがいをして吐き出し、もう一度「ガラガラ」うがいを約15秒して完了。
最初にのどの奥で「ガラガラ」うがいするのではなく、まず口をゆすぐのは、口の中にあるさまざまな菌を排出させることが目的だと言います。
咳エチケット
感染症から自分の身を守るだけでなく、他者に感染させない必要もあります。
その為に行うのが咳エチケットです。
特に電車や学校、職場など人が集まる場所で実践することが重要になります。
3つの正しい咳エチケット
1.マスクを着用する。

マスクをつけるときは取扱説明書をよく読み、正しくつけましょう。
鼻からあごまでを覆い、隙間がないようにつけましょう。
2.ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。

口など覆ったティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
3.上着の袖などで覆う。

マスクやティッシュ、ハンカチが使えない時は、長袖や上着の内側で口・鼻を覆いましょう。
※また、手を洗うことでも病原体が広がらないようにすることができます。
悪い事例

素手で咳やくしゃみをおさえると、その手で触ったドアノブなどに菌やウイルスが付着し、他の人に病気をうつす可能性があります。
祝日診療のお知らせ
4月29日(水)昭和の日
8:00~13:00 診療しております