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iPS細胞について / 浪速区の北村整骨院 健康ニュース

先日、大阪大学大学院医学系研究科の西田幸二教授らによりヒトiPS細胞由来の角膜上皮細胞シート移植を世界で初めて実施し、再び話題となっていたiPS細胞。
再生医療を実現するために重要な役割を果たすと期待されています。
今回はそんなiPS細胞とはどのようなものなのかを紹介していきます。

iPS細胞とは

iPS細胞とは人工の多能性幹細胞のことです。
多能性幹細胞は、さまざまな組織や臓器を構成する細胞に分化できるのが特徴です。皮膚や血液などに存在する体細胞に多能性を備えるための因子を与えて培養し、様々な細胞に変化できる細胞にしたものがiPS細胞です。
iPS細胞が活用されるのは、主に再生医療です。
再生医療とは、病気や怪我で失った身体の機能や部位を取り戻すことを目的にした医療で、さまざまなタイプの細胞へと分化できるiPS細胞の利点が、再生医療に応用されているのです。たとえばiPS細胞の技術を使って、失った皮膚や臓器などを作り、それを身体に移植する活用法が考えられます。 iPS細胞とは

iPS細胞の可能性

iPS細胞の可能性1 iPS細胞の可能性2
iPS細胞の可能性3 iPS細胞の可能性4 iPS細胞の可能性5

現在、iPS細胞を使った再生医療は研究段階でまだ実用化されているものはありませんが、臨床研究が行われているものや、準備が進められているものはいくつかあります。

「加齢黄斑変性」
加齢でものが見えにくくなる眼の病気の治療です。
網膜の中心部にある「黄斑」という部分をiPS細胞でつくって移植するというもので、2014年に第1例目の移植治療が実施されました。実用化に最も近いと言われています。

「神経や心臓」
これまで治療困難とされていた脊髄損傷も、iPS細胞を用いた再生医療による回復が期待されています。
今は動物実験の段階ですが、複数の研究でiPS細胞由来の神経幹細胞を移植することによる修復効果が報告されています。
心不全においても、iPS細胞から心筋細胞をつくって心臓に注射したり、シート状にして心臓に貼り付けたりする治療方法の研究が進んでおり、臨床研究に向けて準備が整いつつあります。

その他にも、肝臓などの臓器への応用も研究が進められています。
さらに、病気の人から採取した細胞で作成したiPS細胞を使い“病気を再現”することも可能です。再現した病気を研究し、それを用いて薬品の効果を測ることで、薬品開発の精度とスピードの向上ができるので『創薬研究』にも期待できます。

医療において画期的な存在になっていくことを期待しましょう!!

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